
サイトも、SNS投稿も 文書制作の強い味方
同社は、工場の自動化を実現する機器・ソリューションを提供するBtoB企業。広報・宣伝の専門部署はなく、Webサイトに掲載するコンテンツは各部署が書いたものを、管理部門がとりまとめるというフロー。そんな管理部門が期待しているツールが、AIで文章を生成・校正してくれるツール「LENSAwriter」です。
これまで抱えていた課題
- 広報の専門部署が存在しない
- 文章制作のノウハウがない
- 技術部門や営業部門が文章を制作していた
LENSAwriterの利用メリット
- 文章制作ノウハウがなくても作成可能
- 情報発信の頻度やボリュームを増やせる
- SNSへの投稿にも活用できる
ツールを活用して、労力を抑えながら文章作成・校正に役立てられそう

同社でサイト運用を担当する川辺さんは、文章作成業務についてこう語ります。
「コーポレートサイトの制作は、私が所属している管理部門が担当しています。サイトに掲載するコンテンツはもちろんのこと、社内報の制作も私の部署が担当しているため、文章制作の業務はそれなりの量が発生しています」
同社ではまだ実際の業務ではLENSAwriterを本格利用しておらず、取材時はテストとして文章生成を試している最中でした。
業務を担当する管理部門は文章制作のスペシャリストではないため、文章制作を求められても、そこに割ける時間は限られています。LENSAwriterには、文章の制作だけでなく、制作した文章の校正業務もサポートを任せたいと検討しているそうです。
「弊社が発信する情報は専門性が高いため、コンテンツを執筆できる人材が限られているというのも弊社ならではの事情です。LENSAwriterは、そういう特殊性も踏まえた文章作成ができそうなので、期待しています。」
コーポレートサイトだけでなく、SNS用文章の制作にも

これまで同社のサイトコンテンツは、専門性の高さから営業部門や技術部門が文章を制作していました。しかし、知識はあるものの文章制作が本業ではないため、どうしても執筆に時間がかかってしまっていました。LENSAwriterを導入の背景には、専門知識があるメンバーの業務負担を減らしたいという意図もあるようです。
「LENSAwriterを使えば、必要な情報をフォームに投げ込むだけで入力した要素を含んだ文章を作成できます。完成した文章のファクトチェックは必要ですが、かなりの省力化が見込めると期待しています。」
このほか、現在は採用活動の一貫として、Instagramのアカウントを運用しています。
「会社案内のほか、社内外のイベント、部活動報告などを継続的に投稿しています。LENSAwriterではビジネス文体のほかにカジュアルな文体でも文章生成ができるので、Instagram運用も充実させていきたいと思っております。」
営業部門や技術部門と共同で編集し、文章制作のスピードアップに期待
LENSAwriterには、複数担当者で1つの文章を共同編集できる機能があります。
「LENSAwriterをサイトや社内報を取りまとめている管理部門と営業部門、技術部門などで共有する作業フローを考えています。」と川辺さんは言います。
これが実現できれば、文章制作のスピードが上がるばかりか、ファクトチェックも平行して行えるので、クオリティ的にも向上するという期待を持っているそう。
「今後はカスタムテンプレートも業務に役立てられるのではないかと思っています。製品発売のお知らせや休暇のお知らせ、導入事例の記事など、企業が発信する情報のテンプレートが用意されているのは感心しました。」
AIで文章を生成すると聞くと「内容は大丈夫なのか?」と心配される方もいらっしゃるとは思いますが、ファクトチェックを慎重に行うことで生成AIを強力な道具として活用していきたいとのことです。
※本記事は、LENSAwriter「記事校正」機能にて校正を行いました。
※文中の記述はインタビュー当時の内容です。