マイテンプレートのコツ

マイテンプレートを登録する際、指示書とカスタム項目の編集に悩まれる方が多いかと思います。
このページではそれぞれのポイントについてご紹介します。

今回は例として「製品・サービスのコラム記事」をマイテンプレートで作成します。
マイテンプレートの登録方法については(マイテンプレートを登録する)を参照してください。

指示書とは

指示書は生成する文章をどのような表現にするか、どういった内容にするかを指定することができる機能です。
「製品・サービスのコラム記事」に入れる指示書の例には以下のものが挙げられます。

コラムテーマに関する豆知識をITリテラシーが低い人にも分かるように解説してください。
次にコラムテーマからサービスに購買意欲が沸くようなつなげ方をして紹介してください。
最後に問い合わせページへ誘導してください。

上記のようにターゲットや締めを揃える指示を入れることで、コラムページに掲載する文章の体裁を揃えることができます。

カスタム項目とは

指示書に合わせて必ず入れる項目を事前に型として登録できる機能です。
これにより、共有テンプレート使用者が何を入力すべきか迷うことを防ぐ効果があります。
今回はコラムテーマ・サービス名を設定します。
このときに「プレースホルダー」に例となるものを入れておくと、マイテンプレート作成者以外の方が操作時に何を入力すれば良いのかがすぐわかります。
上記の指示書に対して入力するカスタム項目の参考例は以下になります。

項目1 項目名称 コラムテーマ
項目種別 テキストボックス
プレースホルダー 生成AI
最大文字数 100
項目2 項目名称 サービス
項目種別 テキストエリア
プレースホルダー LENSAwriter
最大文字数 1000
項目3 項目名称 問い合わせページ
項目種別 テキストエリア
デフォルト文章 指定のURL
最大文字数 1000


上記で完成したマイテンプレートはこちらになります。

こちらのテンプレートを使用して、コラムテーマに「生成AIとは」サービス名に「LENSAwriter」と入力し文字数は「600文字」を選択すると、以下のような文章が生成できました。

指示書やカスタム項目を細かく設定するとより思い通りの記事を生成することができますが、その反面定型化されてしまう恐れがあります。
従って、マイテンプレートを作成する際にはどういった用途で使うのかを事前に決めることで思い通りのテンプレートにすることができます。

またマイテンプレートを0から作成することを難しく感じられる方は既存のテンプレートを読み込み一部分だけ修正して、マイテンプレートとして保存することで作成の一助となります。
下記の事例を参考に作成してみてください。

指示書・カスタム項目の例

「製品・サービスのコラム記事(お役立ち情報) 」のテンプレートを元にした例
指示書

ここではテンプレートの指示書に少年マンガのように熱くなる文章で紹介してくださいと入力します。

カスタム項目

指示書で細かい指示を入れたため記事要点や記事のトーンについては削除します。

上記内容で生成した文章がこちらです。

生成例


今回は少年マンガのようにといったような極端な指示になっていますが指示書に文章の系統をどういったものにするか入れることで、文章のトーンを決めることもできます。
例えば語尾を揃えたいときや、先生と生徒が会話しているような文章にしたいときも指示書に記載することで全体の文章に反映させることが可能です。

「採用募集のお知らせ」のテンプレートを元にした例
指示書

今回は採用募集のお知らせをInstagram向きにしたいため、指示書にInstagram向きの文章を生成してくださいと入力します。

カスタム項目

指示書でどういう形にしたいのかという指示を入れたので、カスタム項目では記事のトーンだけ削除します。

上記内容で生成した文章がこちらです。

生成例


今回はカスタム項目の内容を大きく変更するのではなくInstagram向きという指示書を入れることで、リストで全体の文章を読みやすくし、#で検索にも引っかかりやすくなるよう工夫されています。

上記のように指示書・カスタム項目を掛け合わせることで、お客様がつくりたい文章に近づけることができますので、ぜひマイテンプレート機能をお試しください。

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